世界を広げる方法
リーダー候補生向けの研修では、
コンセプチュアルスキルの必要性と
磨き方を必ずお伝えしています。
私たちは、自分が見てきたこと、経験、
情報の中でしか、物事を考えられません。
それを世界と呼ばせていただきますが、
経験・情報の差によって、同じ景色をみていても、
世界の広さが出てしまいます。
例えば、新人と3年目の社会人では、
見えている課題が異なるのは、
この、世界が違うから、です。
リーダー候補生に向けて、これを
学んで頂く目的は、リーダーの役割が
本質をついた課題を見つけて、
解決することだから。
本質をついた課題かどうか、は
世界の広さによって差が出ます。
さて、冒頭で紹介したコンセプチュアルスキルですが、
概念化能力、と訳されます。
物事を多面的にみることで、
組織や事業全体を俯瞰ぼーっと俯瞰することができます。
そして、そこから物事の関連性を見出し、
拡散から収束に向かうことで
根本的な原因が見えるようになります。
これを最も発揮すべき人は、経営者です。
どうやってその力を磨いているのか、と
話をお伺いしてみると・・・
優れた経営者の共通行動は、
たくさん読書をすることです。
様々な情報をまずはインプットして、
それらを頭の中でつなぎ合わせて物事を
考えているんだなーと話していると実感します。
読む本は様々で、哲学、歴史、文学、
心理学、自然科学、芸術などなど
いわゆるリベラルアーツと言われますが、
直接会社の業務に関係なさそうな分野の本を
好んでたくさん手に取っています。
こうすることで、見える世界が
宇宙のように広がっていくようです。
視野を広げ、視座を高め、本質を見る。
このスキルを上げるには、様々な経験を
することもよいですが、
読書は手早くできる方法かもしれません。
そしてもうひとつ、コンセプチュアルスキルを
磨くために、視点を合わせる、という方法が
あります。
自分とは違う(経験や価値観、立場)人の
考えを理解することが、視点を合わせる、
ということです。
問題発見、解決のために、この行動も
非常に大事で、日常業務でできることです。
次のブログでは、そんなお話を書いてみたいと
思います。